ふるさと納税はされていますか?

皆さまこんにちは。税理士法人サポートリンクの東石です。12月に入り今年も残すところあと1ヶ月となりました。12月は仕事納めの準備や忘年会やらで何かと忙しく、あっという間に過ぎてしまいますね。

さて、何かとバタバタする12月ですが、皆さまは今年のふるさと納税はもうされましたでしょうか?ふるさと納税に関しましては、知ってはいるものの詳しい内容がよく分からないのでやらないという方も多いので、ここで少し説明をさせていただきたいと思います。

ふるさと納税は、各自治体に寄付をすることによりその寄付額に応じて、その自治体から返礼品がもらえるという制度です。返礼品は食料品が多いですが、家電や商品券、旅行券といったものまで多岐にわたります。以前は高価なものや換金性の高い返礼品を送るという自治体もありましたが、制度の趣旨を外れることを理由に、現在は寄付額の3割以内の地場産品ということに決められております。

このふるさと納税を行うと、その内2,000円は自己負担になるのですが、残りの部分は確定申告(もしくはワンストップ特例制度)を行うことにより、所得税の還付、翌年の住民税の減額という形で返ってきます。この自己負担に関しましては、それぞれ所得に応じて上限額というものがあり、その上限以内のふるさと納税であれば自己負担は2,000円で済むということになり、実質2,000円でそれ以上の食料品や旅行券・チケット、その他の地場産品を手に入れることができます。大体の上限額の目安は扶養家族の状況によって大きく変わりますが、年収500万円の人で約3万円~6万円といったイメージです。今年のふるさと納税はまだ間に合いますので、まだの方はぜひふるさと納税のポータルサイトを覗かれてみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いた人

税理士 東石 健太郎