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ノンバンクからの借入


銀行などの金融機関からの借入れが難しい場合、
資金需要からノンバンクからの借入に頼らざるを得ない
顧問先が私の会計事務所にもあります。


商工ローンやビジネスローン専門金融機関など、いわゆるノンバンク
からの借入れを銀行に知られてしまうとどうなのかかということは、
ノンバンクからの借入れがある会社にとっては気になることみたいです。


銀行から見ると、ノンバンクからの借入れがある企業は、そうでない企業
よりは、融資を受けられないというわけではないですがやはり、融資審査に
おいては不利であるといえます。


銀行から融資を受けて資金繰りを行いたいが、銀行から融資が受けられず、
しかたなく銀行よりも金利が高いノンバンクから借入れした、ということ
ですから、銀行から見れば融資しにくい企業、という目であることは確か
です。


ノンバンクといってもいろいろな種類があります。


1. 商工ローン
  
以前は年率30%という高金利で融資していたこともありましたが、
最近ではそれ程の高金利であることはないにしても、やはり高金利で
融資を行う金融機関であることに変わりはありません。


商工ローンから融資を受けるのは、せいぜい、一時的に資金が足りない状況
ですぐに返済のあてのある場合ぐらいにとどめておくのが鉄則です。
決して、銀行から融資が受けられないからといって、商工ローンでしのごう
としてはいけません。


そんな高金利で成り立つ商売は、風俗産業ぐらいしかありません。
商工ローンからの借入れがあることが、銀行に知れたらまず、融資は
無理です。


したがって、商工ローンの借入は、社長個人からの借入れとして、
勘定明細書には記載しています。


2. ビジネスローン専門金融機関
  
例えばオリックスのように、融資の金額は数百万円と少額で、金利も10%
あたりと銀行に比べて多少高い融資を出す金融機関で、このような金融機関
からの融資を受けていても銀行から融資を全然受けられないということは
ありません。


ノンバンクからのビジネスローンについても、同様に社長個人からの借入れ
として勘定明細書を作成しています。


いずれのタイプの金融機関においても、共通するのは、


1. 銀行からなかなか融資が受けられない企業が使う金融機関であること。
2. 金利は銀行からの融資よりだいぶ高いこと。・・・という特徴があります。


銀行からの追加融資が受けられない状態で、これら金利が高い金融機関を
使うということは、金利が高い融資で、金利が低い銀行融資の返済を行う
という構造になってしまいます。


そうすると、金利の低い融資の残高が減っていって金利の高い融資の残高が
増えていくことになり、企業にとってはとても良くない状況になります。


だから、ノンバンクから融資を受けるのは、あくまでも急場しのぎであって、
銀行の融資に切り替えるよう努力しなければなりません。


それができなくて、金利の高い融資で金利の低い融資を行うという状況が
続けばいずれその企業は破綻を免れないでしょう。


銀行から融資が受けられない状況は、業績が芳しくない状況であり、立て直し
を意識的に図っていかねばならない状況です。


ノンバンクへの返済が長引けば長引いただけ企業体力は消耗するだけです。


もちろん、ノンバンクは、銀行より融資の審査がゆるいので、万が一の時に
は便利な金融機関です。しかし、ノンバンクからの長期の借入れは禁物です。


ノンバンクからの融資は、「会社立て直しのための最後の資金調達」という
考え方をしてください。
 

日時:2009年10月15日 10:31


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