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役員貸付金は百害あって一利なし


貸付金=資本金、この意味分かります。
この度顧問先に変わってきた会社のことです。

貸付金1,000万円=資本金1,000万円
この意味がお分かりになりますか?
1,000万円を誰か(Aさん)から借りて、資本金1,000万円の株式会社を設立し、
その1,000万円は元の貸主(Aさん)に返すと、こんな株式会社ができるのです。


本当は、Aさんは会社から1,000万円など借りていないのです。
ところが、会社がAさんにお金を貸していることになるため、
税務上、会社はその貸付に見合う受取利息を計上しなければなりません。


もし、会社が受取利息を計上しなければ、税務上「認定利息」として、課税されます。
しかしながら、Aさんにはお金を借りたという意識がありませんから、
利息を支払うことはないでしょう。

ましてや、借入金を返済することなど決してないでしょう。


こうして、貸付金と未収利息が、いつまでも回収されることなく、
どんどん貯まっていくことになります。


金融機関は、決算書に「貸付金」があることを嫌います。


このような会社設立の仕方(見せ金といいます)は、
「百害あって一利なし」です。

日時:2009年5月 1日 14:59


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